キャリアパーツを複数持ったことによって得たものがあります。パーツの数以上に視野が広がりました。
それだけでも可能性は大きく広がりますが、今回は、チェキグラファーというキャリアパーツを得て、今までのキャリアパーツと組み合わせた事で、より意味を持てたと体感できた事を記事にしました。
家族のカタチ、絆は千差万別ではあるものの、母と子の関係性は揺るぎのないモノである場合が多いです。
私はケアマネージャーという仕事柄、プライベートでも介護や高齢者医療に関する相談依頼や助言をする機会があります。
私自身の家族が介護で困り捻れた経験があります。当時の私はまだ学生で、知識も経験もなにもない私達家族は、困り果てて疲れていました。
今はそんな人達を「楽にしてあげたい」という気持ちが私のモチベーションです。
生きている上で「生と死」は避けては通れないことは皆が頭では理解できていますよね。心ではついていけていない場合が多いですが…。
私は「生と死と介護」は人にとって常に身近なモノであると思っています。
より多くの人が他人事ではない自分事と思ってくれたら世の中は少し優しい方向へかわるんじゃないかと思います。
そうなることを願っています。
自分自身は今だ経験がなくても自分の周囲で、親や祖父母の介護の話を聞いた事がない人はいないはずです。
一人ひとりのほんの少しの思いやりで、介護離職が減り、介護休暇が取得しやすくなり、もっとオープンに介護の話をできる機会が増え介護鬱やニュースで目にするような虐待行為も防げると思います。
ニュースに取り上げられているものは現実にあるうちの極々僅かです。悲しい介護崩壊の現場を残念なほどに…たくさん目の当たりにしてきました。
思い合う未来、世の中をつくっていきたいですね。
学生時代からの付き合いが続く友達から、困って連絡がきたのが半年前でした。
プライバシーの観点から詳しくは書きませんが、まだ、高齢者とは呼べない年齢の友達の母。旅立ったのは、つい最近です。
そんな彼女が感謝の言葉と一緒に口にしたのは「心にぽっかり穴が空いた」と…。
ぽっかり空いた穴は埋める事は難しいけど、そのかわりに「ほっこりしてもらいたいな」と思い作りました。
私が関わったきた中で、彼女の母の人となりと発した言葉達を思いだしながら、勝手に母になりきり彼女へのメッセージをチェキに書きbookにしました。
※ポイントは、表紙のアルファベットシール以外、マスキングテープのみ使用したデコレーションにした事です。
マスキングテープだけでどんなデコレーションができるのか?というのに挑戦してみたくなり、他の材料は使用していません。
マスキングテープのみ使用する!というしばりの中でのデコレーション。
無造作に手でちぎってみたり、ハサミで四角やまるや三角にカットしてみたり、思うがままにペタペタ貼っただけなのに…。
なんということでしょう。組み合わせ次第で自由なイメージデザインに仕上がりますね!
この作業なら誰でも簡単にできますし、何よりとても楽しいです。
生の時にはケアマネージャーとして、
死の時にはチェキグラファーとして、
私にはまだしてあげられる事がある。と思えた時、
チェキグラファーとしての活動に、より意味を持てた気がします。