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チェキと介護

  • 2020.01.20

こんにちは。makichiです。ようやく冬らしい寒さを感じるようになってきましたね。

今日は『 チェキと介護 』についてお話したいと思います。

突然ですが、昨年私の父が人生初の手術を受けました。今は体は順調に回復し、通常の生活に戻るべくリハビリ中です!(ご安心を!)

しかし残念ながら、これをきっかけに記憶障害が発生してしまいました。

詳しく原因ははっきりしないですが、手術の負担や、入院もした事が無かった父にとって病院での生活は、正常に戻すには難しい環境でした。

家族が分からない。何日か分からない。場所が分からない。

その状態からスタートした時に、まず始めたのは、

家族の写真を病室に飾る事でした。

とにかく急いで昔の写真を出力してきて、病室に貼りました。(貼り方が雑ですが・・)

カレンダーも貼りました。

写真を指して誰だか聞いてみたり、この時の思い出を話したり。

でも話をしていくうちに分かったのは、

昔の記憶ははっきりしている事でした。

問題は、術後があやふやになっていること。

今が分からないこと。

記憶の訓練は、今を積み重ねる事が必要なんだと思いました。

そこで先日は、チェキで新しく一緒に写真を撮って、そのまま病室に飾って帰りました。携帯なんていじれなくなった父には、写真をデータで見るより現物で見る方がいい。

写真は、時間を切り取る事が出来る。

チェキは、記憶を形にする事が出来る。

リハビリでやる事は本当にアナログなこと。

でもそれがやはり人の感覚を呼び覚ます行為だったりする。

人生はハレの日だけじゃない。

そうでは無い日を豊かにする事にチェキも活かせるのでは無いかと思う今日この頃です。

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